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店舗家具の選び方 パーティション

呼び方は色々

公共の場として活用されている飲食店、時々見かける光景と言えば『人の目が気にならない席はありませんか?』という要望を出す人がいます。 結論から言えば、全く人の目を意識せずにくつろげる飲食店と呼べるものは、何処に行ってもありません。 これにはちゃんとした理由があり、風営法によって客席を完全に見渡せなくするように構築するのは、風営法違反となってしまうのです。

そのため完全ではないものの、人の目を極力意識せずに食事が出来るようレイアウトを考え、そして活用するのが『パーティション』となります。 『間仕切り』や『ついたて』といったように色々な言葉で表現されますが、いわゆる人の視線を気にならなくするための道具です。

そんなパーティションですが、選ぶ際には先述で紹介したように部屋を全て覆い隠さないようにする必要があります。 その点も込みで考えた場合、パーティションはどのように選べば良いのでしょうか?

商品について

飲食店で活用されているパーティションについて、その役目は『隣席を始めとする周囲の人の目を意識しないで済む』ように演出する道具です。 先にもご紹介したように、風営法の問題で飲食店の席全てを覆い隠すようなものは使用できませんが、やり方は色々あります。 完全な貸し切り状態を作り上げるというのは出来ませんが、パーティションにより人の目が気にならないようにはいくらでも出来ます。

だからといって無秩序にパーティションを使えばいいというものではなく、選ぶ際にはまず『高さ』を考えていきましょう。 具体的な高さとして3つの選択肢があるので、まずはそちらから紹介していきます。

パーティションの基本的な選び方
理想的な高さ

人の目を意識しないでいい、という基準も中々難しいところ。 人によって程度は異なるものの、概ね次の3つの中から店舗判断によりパーティションがそれぞれ選ばれています。

  • 900mm以下〜1200mm:座席同士の仕切り向けで、手元が見えず、座っていればお互いの姿は見えない程度
  • 1200mm〜1500mm:内側への視線を遮る事が出来るので、座れば個室感覚を味わえる
  • 1500mm〜2100mm以上:プライバシーの保護・遮音性を一定以上求めたい場所に使用する

飲食店開業、という視点で見ると、1500mm以上のものになると高級志向の飲食店で見られるもの。 そのため1500mm以下で使用されるパーティションが一般的に利用されているものと考えていいでしょう。 どれを選べば良いのか、という点もこれから運営する飲食店のコンセプトに準じて選んでいきましょう。

間仕切りする方法

パーティション、つまりはついたてといえば一枚の板を立てたものを連想すると思います。 それらを用いて使用する飲食店も見かけますが、必ずしも全てのお店で利用されているとは限りません。 お店によっては店内レイアウトの工事をする際、壁を作ることでパーティションとする方法も用いられています。 購入した家具でパーティションとするものは一般的に『ローパーティション』と呼ばれており、使用方法によりどの店でも応用に使用できる利便性を有しているのです。

また板ではなくカーテンなどを使用した方法もありますが、中には椅子の背もたれを敢えて高めのものにすることで視線隠しの手段としています。

デザイン重視

店舗家具の選び方として、これまでは『デザインより機能的な面を重視する』とする方法を提示してきました。 しかしパーティションに限ってはデザインを意識したものを選ぶのをオススメします。 事前に工事をするものに限っては特に、店内の雰囲気に適したものをしっかり選別する必要があります。 ローパーティションのように商品を買い替えることで目隠しが出来るタイプであれば問題ありませんが、工事して取り付ける場合にはやり直しが効きません。

空間を創造する

パーティションの役目は視線を遮るというのもそうですが、本質的な意図として『店内雰囲気を凝縮した、その店独自の雰囲気が味わえるようにする』ところにこそ、目的としているお店も多いです。 人の視線から遮る、ということはその空間は時間限定で利用している際は自分たちだけの空間です。 自宅のように改変は出来ませんが、来店したお店の様子を感じるにうってつけとなっています。 こうした個室感覚の座席に店舗イメージを圧縮して来店客に知ってもらうため、パーティションにも一工夫加えている店舗も見られます。

まとめ

パーティションは必ずしも用意しなくてはいけない、というものではありません。 ですが近年、1人で飲食店を利用する『お一人様』というのを実践したい人たちには必要不可欠な店舗家具です。 やりたくても出来ない、1人で入店したら寂しく友達がいない人と見られてしまうのでは、という強迫観念に捕われる人が多いとのこと。 飲食店を営業するに当たっては、そうした男女共に1人で来店しても人の目を気にしないで済む席があって欲しい、という風に思うようです。

これから開業する方は、そうした一定の層が存在するという点にも注目してパーティションの導入を検討してみてはいかがでしょうか。